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 株式会社ももしまの歴史は古く、明治元年鞆の浦で初代太田弥平が弁天島でとれた鯛の切り身で弥平竹輪を作ったところからでした。
 当時、鞆の浦の弁天島付近では鯛の産卵期には海が真っ赤に染まるほど多くの鯛が産卵に現れたそうです。その鯛を大量に水揚げした際、現在のように冷蔵庫のない時代でしたので保存の目的で鯛のすり身を棒に付けて竹輪を作ったのが始まりと聞いております。
 その昔ながらの伝統の手法を守り続けて、昭和天皇が鞆に行幸された際には一口竹輪を献上し、その後昭和27年には儀式用細工蒲鉾で水産庁長官賞、昭和29年には一口竹輪で大日本水産会長賞を受賞致しました。
 1980年代頃は冠婚葬祭には欠かすことの出来ない細工蒲鉾と手にぎり竹輪とを柱として成長して参りました。
1990年頃からは寿司食材、卵焼きを始め、現在では新しい柱として珍味蒲鉾の企画、開発にあたり、全国に販路を広げております。
 これからも全社員一丸となって、伝統を守りながら、より質の高い、安心安全な商品を目指して日々努力して参る所存です。

「ももしま」社名ロゴマークについて


株式会社ももしまの会社ロゴマークは、墨象家 外林省二先生によるものです。外林先生は墨象家 榊莫山先生の推薦を受け、文字工房『省二菴』を立ち上げ。書道ディレクターとして省二菴での作品製作を行う傍ら、墨象家として創作活動を行っております。紙と墨の世界に『書』という手法を用いて独創的な世界を創るその活動は、国外での評価も高評価を得ております。外林先生による「ももしま」のロゴマークは印刷物は社用車やユニフォームなどにも使用しています。外林先生の伝統的な書道という芸術を現代的に解釈していくスタイルはももしまにも通じており、ロゴマーク製作の依頼となりました。

「ももしま」イメージイラスト作者について

奥林 伍作 氏
昭和5年4月生まれ-平成14年3月没福山市鞆の浦生まれ。広島大学卒業後、油絵画家 緒方亮平氏に師事。1965年の「寺」で光風会展で初入選後、2000年までに31回の出品。また、日展においても1964年の「医王寺」で初入選後、4回の入選を数える。(日展会員)鞆の浦を描きつづけ、ほとんどの作品を自分の故郷、鞆の浦を題材としました。福山市内の中学校教員を40年の勤務の傍ら、描きつづけた作品は地元の人たちにも親しまれています。私たち、ももしまの配送車にもこの奥林氏の絵をプリントし、同じく鞆の浦からスタートした会社として奥林氏の作品を使用させて頂いております。

第五回全国水産煉製品協會共催煉もの部門賞状

この賞状は、当時昭和二十七年に行われた、第五回全国水産煉製品協會共催にて、弊社ももしまが[細工蒲鉾(さいくかまぼこ)]煉製品品評価會において優秀な製品として授与された賞状です。

第七回全国水産煉製品協會共催蒲鉾部門賞状

この賞状は、当時昭和二十九年に行われた、第七回全国水産煉製品協會共催にて、弊社ももしまが全国蒲鉾品評會において優秀な製品として授与された賞状です。

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